神奈川建築コンクール「地形の残像」が優秀賞を受賞

こんばんは、acaaの伊波です。

 神奈川建築コンクールにて横浜市中区に建つ「地形の残像」が優秀賞を受賞致しました!

本日はその授賞式があり、お施主様方もご出席されました。

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神奈川建築コンクールは、神奈川県の建築文化・建築技術の向上を図り、魅力あるまちづくりを推進するため、県及び12市(建築確認・開発許可を行っている行政庁)が主催しています。
県内で過去2年間に完成した建築物が対象で、優れた建築物の建築主・設計者・施工者を表彰します。

部門毎に学識経験者など6名からなる審査委員会において、建築物の企画力、設計力、施工力、環境、景観、福祉、防災に対する配慮等について総合的に審査を行い、入賞作品を決定します。

書類審査の一次審査、現地審査の二次審査を経て、受賞作品が発表されます。

今回、表彰状を沢山いただきました!

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完全分離型の二世帯住宅となっています。外壁は親子で異なる仕上げを使用し、

基礎を掘る際に出る残土を使用して親子世帯をつなぐ様に築山が造られていて、

更に親子世帯に共通して縁側が設けられています。

周囲の環境に緩やかに開かれていく雰囲気がとても素敵な住宅です!

 

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acaaのHPにも挙げていますので、良ければ是非ご覧になってください。

 

 

 

 

House-O上棟式

こんばんは、acaaの丸伊です。

今日は、9月に着工したHouse-Oの上棟式でした。

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一気に組み上がって、建物のだいたいのボリューム感がわかるように。

角地なので実際みると模型よりも大きく見えますね…

 

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上棟の儀の様子。

建物の四方にお神酒、塩、米をまいてお清めします。

 

House-Oの特徴は、なんといっても1階のピアノ室です。

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(写真だとまだまだ分かりにくいですね…)

防音の関係で、これから何層にも重ねて内装材を張っていくのですが、音はいろんなところから出て行ってしまうので、設計時は多々問題があり、acaaとしても苦労しました。

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2階はこんな感じ。

足場もあるので、柱が多いようにみえますが、天井高の高い家型(切妻屋根)の空間が広がっています。

 

全体像は見えてきましたが、まだまだこれからですね。

無事に竣工できるよう、監理していきます。

House-H 現場進行中!

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こんにちは!acaaの坂井です。

 

平塚のショップ兼住居が進行中です!

ちょうど外壁が貼り終わった頃の写真です。

今回の外壁は、レッドシダーの鎧張り。天然の木板を使っています。

大工さんが一枚一枚丁寧に板を加工して張って下さいました。

 

パネル化されたサイディングのような新建材とは違い、貼る手間は正直かかります。

ですが、工業製品のような不自然な色や艶がないので、

写真のように自然と周囲の景観になじんでくれます。

 

 

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マニアックですが、板と板がぶつかる出隅の部分の写真です。

この部分も色々と納め方があるのですが、

今回は大工の腕が鳴る「留め納まり」でお願いしました。

板の小口がそれぞれ45°でカットされており、それらを合わせて角を仕上げます。

 

精度が試される貼り方ですが、とてもきれいに大工さんが仕上げてくれました。

これはほんの一部ですが、このような細部の丁寧な納まりが集積されることで、

家全体が出来上がります。

 

高価な仕上げよりも、大工の手間が家の価値を高めることも多いのではないでしょうか。

 

11月の完成を予定しております。

また、進捗を報告いたします!

 

 

 

instagramはじめました!

こんにちは。acaaの丸伊です。

今日は台風一過で久々に暑くなりましたね。

朝の満員電車で模型がつぶれそうになってしまって大変でした…

 

実は、数週間前からacaaでインスタグラムを始めました。

HPの竣工写真とは違って、お住まいになられてからの様子であったり、

使った照明器具や材料等、別の角度からご紹介していけたらと思っています。

 

アカウントは、@kazuhiko_kishimoto_acaaです。

www.instagram.com

まだまだ、少ないですが。

今年竣工した「地形の残像」という2世帯住宅の様子をUPしているので、

是非ご覧ください!

House-O引渡し

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House-O外観

こんにちは。acaaの丸伊です。

今日は、House-Oの引き渡しをしてきました。

(写真はちょっと前に撮ったものです)

 

いよいよお引っ越しもされて、

新しい生活がスタートですね。

 

竣工写真はもう少し経ってからの撮影になるので、HPの更新は少しの間お預けです。今回は、私の撮りためていたスナップ写真で少しご紹介します。

(ただ、ブログ用に撮っていなくて、あまり良い写真がなかったので、控えめに…)

 

このお家の一番の特徴は、やはり1階の縁側でしょうか。

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道から数メートルあがった造成地に建っていることが上手く働いて、外からの視線を遮ってくれるので、とてもオープンな開けた縁側もとても心地よいくつろげる空間になっています。

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そしてその縁側を取り囲むように、寝室・お風呂・洗面が並びます。

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木のお風呂も憧れますよね。

お風呂からもすぐ縁側に出られます。

 

2階は、平面で言うとアルファベットのH型のように、キッチンを挟んで二つのリビングダイニングがあります。

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キッチンに立ったときに裏庭の緑が目にはいるのも気持ちいいですよね。

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南側のお部屋はこんな感じ。畳でねっころがってみたり。

 

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こんなちょっとした小屋のような、ロフトもあります。

お子さんの遊び部屋にはぴったりですね!

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ひとまずは、引渡しを終えてほっと一息。

竣工写真はお楽しみに…。

 

ソラニタツイエの屋根塗装

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ラニタツイエ外観

こんにちは。acaaの丸伊です。

もうすぐ梅雨がやってきそうですね。

ジメジメした天気は苦手です…

 

そんな梅雨前の暑い日々の中、

山梨のソラニタツイエに行ってきました!

毎年、行っている屋根の塗装をするためです。

 

私は初めて伺うため、竣工写真でしか見たことがなかったのですが、外観をみて驚きました。

周囲の緑に埋もれている!!!

(TOP画面の写真と比べると、その違いがよく分かります。)

 

バラのアーチの中を上っていくと入口が見えてきます。

お家の中からみると、こんな感じに。

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前面道路を走る車や人が見えない程にまで育っていました。

緑の奥に見える遠景もまた綺麗ですよ。

 

肝心な屋根塗装をしたときの写真は、作業に夢中で撮り忘れてしまったのですが…

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作業終了後、お庭で咲いたバラのバラ風呂やとても美味しい料理を用意してくださって、とてもリラックスさせていただきました。

 

帰りにみた富士山もとても綺麗でした。

デスクワークが多いので、このような身体を動かして、自然いっぱいの中で過ごす一日もいいですね。

また来年が楽しみです。

 

「余白の杜」第38回東北建築賞作品賞受賞!

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 こんにちは。acaaの丸伊です。

 

この度、岩手県北上市に設計した「余白の杜」が

第38回東北建築賞作品賞を受賞しました!!

 

東北に建設された建築作品を対象に、日本建築学会東北支部が選考している賞です。

昨年の10月に宮城県仙台市せんだいメディアテークにて一次審査、

また12月に現地審査を経て二次審査が行われ、小規模建築部門から1作品として選出されました。

 

そして、今月の12日(土)に再度せんだいメディアテークにて表彰式があり、写真のように賞状と杯をいただきました。

すごく大きな杯で会社内に並ぶ過去に受賞した盾の中でも一際目立つ存在になっています。

 

 

二次審査の際に、私も入社前ではありましたがご一緒させていただき、余白の杜にお邪魔させていただきました。

特に評価されたのは、エントランス、玄関の間、中の間、奥の間へと雁行しながら奥行を持っている点であるとのこと。

外からみると縦格子の隙間から中庭の木々が映え、住居内部は居室が分断されず、小さな居場所つくりながら連なって続いています。住居内から見える木々もまた、四季を感じることが出来、とても素敵ですよ。

 

「余白の杜」の竣工写真は、acaaのHP、worksに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

余白の杜 | Works | acaa | 建築研究所