進行プロジェクト
こんにちは。
acaaの丸伊です。
ブログがまたご無沙汰になってしまいました…
着工したばかりの物件や、実施設計中の物件が多い最近です。
コロナウイルスの影響で住設機器(トイレ、浴槽etc)が手に入らないかもしれないといった問題が建設業界で話題となっておりますが、acaaでは幸いにも竣工が近い物件がないので、今後長引かないことを祈るばかりです。
現場が動いている物件が少ないのですが、進行プロジェクトをご紹介します。
年明けに契約をして、先月地鎮祭を行った神奈川県内のHouse-A'。
昨年竣工した「縮景の杜」と同規模の小さなお家です。
前面道路との高低差がある土地なので、何かと施工が大変で、
掘った土の搬出にも少し時間がかかりました。
今月末には上棟予定ですので、この物件をメインに今後は現場報告していきます!
お楽しみに。
他にも…こんなお家(プレゼンテーション模型)や
こんなお家(モデリング途中)、
他にも7軒ほど、進行しております。
House-Fの画像は、3Dモデルなのですが、
acaaでは昨年末にArchiCADという3DCADを導入いたしました。
まだなかなか使いこなせていないのですが、打ち合わせの際に簡単な3Dモデルをお見せすることが出来るようになり、打ち合わせのやり方が少し変わってきました。
目的は作図の効率化なので、モデルは簡単なものではありますが、
実施設計に入り細かな寸法の打ち合わせの際に、図面を見ながらの以前のスタイルよりも、想像していただきやすくなっているのかなと思っております。
また進展がありましたら、ブログ更新したいと思います。
季節の変わり目ですが、皆様お身体にお気をつけてお過ごしください。
acaa丸伊
House-A 植栽工事
こんにちは。
acaaの丸伊です。
遅くなりましたが、
新年あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年が明けて、なんやかんやしているとすぐに半月経ってしまいました。
やっとブログのネタが出来たので更新です。
昨日、11月末に竣工したHouse-Aの植栽工事に立ちあってきました。
鮮やかな青空のいい天気でしたね。
今回、植栽工事は別途にして、お施主様の方で業者を探していただきました。工務店にかかる経費の削減です。
その分お施主様の方で連絡を取り合っていただいたりしなければいけないのですが、その分でもう一本木が植えられると考えると、お値打ち…?
今回はアプローチ部分を充填的に植えていただきました。
敷地が広い分、しっかり日もあたり、すくすくと成長するのではないかなと思います。
緑が生える春が待ち遠しいですね。
簡単ですが、現場レポートでした。
春に竣工写真を撮影予定ですので、お楽しみに!
acaa 丸伊
House-A、Project-K引き渡し
こんにちは。
acaaの丸伊です。
今年も、残すところわずかとなりましたね。
acaaは明後日から年末年始休みに入ります。
私は、休みを利用して北海道に帰省するので、早く美味しい海鮮が食べたいなとわくわくです。
今年最後のブログということで、先月に引き渡しをした2軒の引き渡しレポートついて書きたいと思います。
まずは先日オープンハウスをさせていただいたHouse-A。
設計契約をしたのは昨年の6月頃でしたので、約1年半程。
何度か現場段階でブログを書かせていただきましたが、都内の2世帯の住宅です。
写真と共に、簡単に構成をご紹介したいと思います。
旗竿敷地なので、道路から細道を通り、踏み石をたどって歩いていくと…
はじめに外部に開放された、レッドシダー板張りの家形空間に入ります。
写真は玄関扉を収納して完全に開放した場合ときのものです。鴨居の下に3枚引きの框戸が閉じれるようになっているので、そこが玄関扉になります。
敷地にゆとりがあるお家ですので、こういったお庭と連続した空間がとても有効に活用できるのではないでしょうか。
オープンハウスの時に「ここは何に使うのですか」とよく質問があったのですが、
特に用途は決めておりません。
ピアノを弾いたり、テーブルを置いて第2のリビングとして使っていただいても良いですし、お住まいになられてから考えていただいて良い場所です。
何にでも使える空間。
お隣の引き戸を開けると…
周囲を本棚に囲まれた書庫に入ります。
はじめのご要望で、本をたくさん収納できるように書庫が欲しいとのことでしたので、
親世帯、子世帯をつなぐ場として、お住まいの中心に書庫空間を設けて、どこをいくにもこの書庫を通るような構成になっています。
ここの空間まで外部空間を引き込んでいるイメージで、タイルを引き込み、
頭上にはトップライトや小窓を設けて、少しヨーロッパの街並みのような要素を取り入れています。
先ほど、写真正面に見えていたのが洗面室。
洗面室奥には、浴室が続きます。
浴室からはちょっとしたデッキに。
写真では開放的ですが、周囲に目隠しとして植栽とデッキ天井から簾をかけていただいくイメージです。
1階には、親世帯であるお父様のお部屋があります。
完全分離の2世帯住宅ではなく、基本的には一体型ですが(トイレ・浴室も共有)、
キッチンは別々に設けています。
コンパクトなお部屋ですが、書斎・寝室・キッチンの他、食事をしたりテレビをみたり、様々な用途を兼ねたお部屋です。
先ほどの書庫の階段をのぼっていくと、踊り場でトイレ、将来の子供部屋につながります。
そのまま鉄骨階段を上っていくと、子世帯の生活の場。
階段を上った正面には、表にあったアンズの木が見えます。
こういった木の枝葉の影がお家の中に入ってくる風景、個人的にとても好きです…
都内という場所柄もありますが、生活しているときにふとみどりが見えて、その陰が揺れていたりすると、いいな…と。
植栽工事はまだ終えておりませんので、今は元々のお家にあったアンズの木のみですが、これから植える周囲の木々が何年もかけて成長すると、こういった緑が2階の窓からもたくさん見えてくるといいですね。
入るとすぐにキッチン。棚板やレンジフードは様々試行錯誤がありました…
キッチン横にはちょっとした書斎スペースも設けています。
そしてキッチンの奥に円卓。
周囲にまわしたベンチにフィットするのはやはり円卓なので、ベンチと同じ材で同じ素材で製作しました。
そして奥の奥、子世帯の寝室にたどり着きます。
濃紺の和紙で、天井はあえて低くして。
籠った空間が家の一番奥に配置しています。
ざざっと、紹介しましたが、
他にも1階には収納を兼ねたランドリーや子供部屋の横にはロフトの収納もあります。
acaaではこれまでなかったような雰囲気のお家だったかなと思います。
カラーガラスを使った小窓や、外壁のデザイン等、新たなチャレンジのあったお家で、2世帯住宅にしてはコンパクトなお家ですが、どう納めるか等現場でもなかなか打ち合わせが終わらず、個人的にもとても思入れ深い物件となりました。
今後どのように、お住まいになられるか楽しみにしています。
ご依頼いただき、ありがとうございました。
このまま書いていくと、とても長文になってしまいそうですが、、。
続いて、Project-K。
Project-Kは、ひとまず今期の工事を終え、引き渡しを終えてきました。
今回の工事はトイレの改修と、メインストリートのデザイン。
メインストリートのデザインというのは、
ご要望としては、お客さんや社員のご家族がいらっしゃった際にも歩ける安全な歩道が欲しいということでした。
一部の写真ではありますが、安価な足場板を用いて、雁行しながら歩けるデッキを設けました。
心地よい日陰ができるように、新たに樹木を植えまして、デッキが少し広がるスペースにはベンチを設置しています。
この木が何年もかけて大きくなればなるほど、歩道にも影ができて道の雰囲気としてもとても心地よくなっていくのではないかと思います。
トイレは改修でしたので、
Before Afterで。
以前女性用トイレは紹介させていただきましたが、どちらも合わせて。
こういったトイレを綺麗にしたいということでした。
男性用トイレは一度、改修済みということでしたので、配置は変えず、トイレブースも再利用で、雰囲気ががらっと変わるように、仕上げ・周囲の壁・照明計画を改めました。
女性用トイレは、まずは綺麗に。
そして一部に男性も使用可能なトイレを作りたいとのことでしたので、元々の界壁を利用して、元々の洗面側を誰でもトイレに、元々のトイレ側を女性用トイレとして配置を変更し、洗面も設けました。
既存のものを活かしながら、限りある予算の中でお値打ちにということを考えると、改修は難しいなと思いながらも、綺麗に使っていただけるようなガラッと変わった雰囲気になったのではないかと思います。
このプロジェクト自体は来年も続きますので、引き続き取り組んでいきたいと思います。
以上、少し長くなりましたが、2軒の竣工レポートでした!
年明けに着工する物件が2軒程ありますので、現場レポートも随時更新していければ良いなと思います。
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
丸伊
第63回神奈川建築コンクール表彰式!
こんばんは。
acaaの丸伊です。
先ほど、第63回神奈川建築コンクールの表彰式にいってまいりました。
昨年竣工した「逗子の家」を応募し、見事住宅部門の優秀賞をいただきました。
↓表彰式の様子
また協賛賞として、
神奈川建築士会賞
も受賞し、賞状をいただいております。
「一階の玄関周囲に設けられて、縁側空間は行き来する際に外部の自然を常に感じることができる空間で施主の住まい観と連動した興味深い提案である。」と総評がございました。
やはり逗子の家の心地よい縁側空間が、受賞のポイントになったのかと思われます。
acaaのHPに竣工写真を載せておりますので、
是非チェックしてみてください!
↓
http://www.ac-aa.com/works/detail.php?id=68
竣工写真撮影と現場レポート
こんばんは。
acaaの丸伊です。
先日、藤沢のお家に竣工写真の撮影にいってまいりました!
ピアノの先生のお家です。
竣工写真の撮影の日は、天気が晴れの日を狙って、日当たりの位置を確認しながら、朝から日が落ちるまでお邪魔します。
外観は特にどこに影が落ちるか周囲の建物を見渡して、タイミングを見計らいます。
(この時は、左下のアパートの影と、電柱の影がネックに。)
エントランス入ってすぐのピアノホール。
今年の4月に竣工しましたが、既にここでコンサートも開いたそうです。
お客さんがいっぱいになったとのことで、私も聞きに行きたいです。
2階が主な居住スペースです。
撮影のときは、置く物も気になりますよね。
そのカットごとに、様々なものをお借りして、配置の上撮影しています。
しばらくは、竣工直後の引っ越し前に撮影を行っていたのですが、最近はお引っ越し後生活が始まってから写真を撮るようになりました。
私は、どんな風に生活してるのかにとても関心があるので、このように引っ越し後の撮影が楽しみです。
竣工後、ほぼ丸一日、ゆっくり建てたお家にお邪魔できるのは、この撮影の時くらいですしね。
インスタにのせることを意識して、私も写真を撮ってきたので、ちょくちょくUPしたいと思います。
撮影のご協力、ありがとうございました。
現場のレポートも久々になってしまったので、簡単に。
House-Aは引き渡しまで1か月をきりました。
工事の段階としては、器具付け、タイル貼り、建具取付といったところでしょうか。
このお家はほとんどが漆喰仕上げで、仕上げに時間がかかってしまいました。
ただとても綺麗に仕上げていただけて、包み込まれるような綺麗な空間になりました。
玄関には全く雰囲気の異なるレッドシダーが貼られています。
こっちは、気に包まれたこまれたような、ぬくもりを感じる空間です。
もう少しの竣工、待ち遠しいです!
簡単ですが、このへんで。
以上、現場レポートでした。
House-AとProject-K 現場進行中!
こんばんは。
acaaの丸伊です。
ブログはちゃんと更新しようと思っていたのに、、、
あっという間に1か月経ってますね。
今回は私の担当している現場のレポートです。
まずは、東京のHouse-A。
内部が出来上がってきました…
そんなに大きなお家ではないのですが、様々考えるところが沢山あり、
毎週の定例会はいつも3時間超えです。。。
中の様子をちょっとだけ。
造作の家具が徐々に出来上がってきて、大工工事も終盤になってきました。
現場では、何を打ち合わせしているかというと、
出てくる様々な問題をどう解決していくか、多くはどう納めていくか
を決めています。
先日岸本が現場で書いたスケッチ↓
こんなスケッチを描いたりしながら、現場監督と大工さんと電気屋さんと、、、
打ち合わせしていきます。
作っていく中で様々な問題が出てくるので、その場で考えてスケッチをかいたりしながら、決定していきます。
また進行しましたら、報告いたします。
もう一つの物件は、ある工場のトイレの改装と、ストリートの整備。
以前、acaaでお住まいを設計させていただいたお施主さんの会社です。
出来るところから順番に工事しているのですが、
トイレの改装が仕上がってきました。
小さな空間なので、全体がわかりにくいですが。
女性用トイレ2つと、だれでもトイレ1つの改修です。
トイレのブースは、大工さんに作っていただいたり、
アクセントにオレンジの壁を設けてみたり、
照明は、ふかした壁の上部に間接照明を取り付けました。
全く雰囲気が変わって、長居したくなるような心地の良いトイレになってきたのではないかと思います。
先ほど、トイレブースは大工さんにお願いしたと書いたのですが、
よくあるトイレ(駅とかオフィスとか)のブースって、
めちゃくちゃ高いのです…!
ここはトイレ3つだけなのですが、これだけで80万とか。。。。
見積りをみてびっくりしてしまいました。
その分、丈夫さであったり、汚れにくさであったり、利点もありますが。
大工さんの製作するブースも、なかなか良いのではないかと、
今回思いました。
手作り感もあって綺麗に使おうと思いますしね。
acaaでは住宅の設計がメインなので、
トイレの設計も良い経験になっています。
こちらもまた進行したら、ご報告いたします。
以上、現場レポートでした!